エミネムの半自伝的映画。
半自伝的って、どこまでがどうなの？というノイズはずっとあるのだが、シンプルなストーリー構成だからこそ際立つキャラクター達が魅力的で、後半は最高にアガるラップバトルがあります。
“8マイル・ロード”
都市と郊外、さらに白人と黒人を分ける分割ラインになっている…
なにかを犠牲にしても、やりたいことをやる(都市に出ていく)人
今有るものを守れる範囲で、自分にあったことをやる、夢を見る(郊外にのこる)人
そんな分割ラインをどちらが正解だとは言わず、どちらも魅力的に描いており、今の自分の立ち位置を考えさせる作品でした。
「どうでもいいやって時が来ると思うか？ここらへん目指すの止めて、ここで良いって思うとき。」
この台詞が今の自分にブッ刺さったのですが、また、次に見るときは違う見方になっているなさかもしれません。
