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大阪の宿のGOFEETのレビュー・感想・評価

大阪の宿(1954年製作の映画)
3.8
芸者姿の乙羽信子が素敵すぎて参りました。佐野周二扮する主人公・三田の愛読書はクローニンの「星は地上を見ている」。この小説の基調にある〈ヒューマニズム〉がこの『大阪の宿』にも反映されていて、少々甘いけれど心打たれます。加えて、自分が生まれる2年前の大阪がフィルムに焼き付けられているのもなかなか感動物です。
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