★ワイロ、押収した麻薬の転売、腐敗した警察組織の中で、ひたすら誠実さと正義を貫き通す麻薬捜査官。
ベトナム戦争の中、質の良い麻薬を安く売りさばくことでギャング抗争を生き抜いていった硬派ギャング麻薬王。
#実話ベースのギャング映画。
最後に実際の事件の事の顛末などがテロップで入る手法、『グッド・フェローズ』なんかでもそうだったけど、とても沁みる。
#イタリアマフィアのドン・カッターノがセクシーおじさまで、画面に映る度にニコニコしちゃった
#麻薬王と麻薬捜査官、それぞれのパートが交互にあって、最後、教会の前で二人が初めて対峙するシーン、熱い。
そして最終的には二人に友情にも似た感情が芽生えてる感じがまた熱い。
#淡々と悪事をこなす一方、家族を本当に大事にする麻薬王の怖さ……
#正しいことをしているのに、ワイロを受け取る警官たちから睨まれたり、幼馴染で本当に友達だったはずのギャングと別れることになったり、憂き目オンパレードだった麻薬捜査官くん、
最後に麻薬王も汚職警官もさくさく逮捕するシーンが気持ちいい。
念願の司法試験に合格したシーンのラッセル・クロウ、めちゃくちゃ可愛かった……電気スタンドに合格証貼っちゃうし、捜査会議中も隠せない微かな微笑み……こっちまで嬉しくなっちゃう。頑張ってた人が報われるシーンは嬉しい
#犬を撃つの許されない！許されない！クソ警官！と思ったらちゃんと粛清された……
#ラスト、刑務所前で佇む麻薬王の哀愁と渋さ！さすがのリドリー・スコットだよね〜！
