ジョニーk

アメリカン・ギャングスターのジョニーkのレビュー・感想・評価

4.0
ジョシュ・ブローリンが虫唾が走るほど嫌な奴を演じた映画だった。
実在した黒人ギャングのお話でジョシュ演じるのはその仇となる刑事役。悪徳刑事ではあるがギャングより悪者に感じてしまうのはなかなかの徹底具合であった。

ギャングの大物としての仕上がっていくルーカスは苦労人であり堅実さも合わせ持つ。
デンゼル・ワシントンの二枚目具合がピッタリとはまっていた。
彼の仕事を手伝う弟が派手なスーツで現れそれを叱責する時の台詞が良かった。
「力のない者はそれを隠す為に派手にふりまいたがる」

アメリカの裏歴史を見応えたっぷりに描いた映画でした。
ジョニーk

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