ナッシュビルの趣味のレビュー・感想・評価

ひたすらたくさんの人が出てきてたくさんの人の人生が描かれていて、映画の特徴を最大限活用している作品だった。
当時のアメリカ社会の縮図や政治の闇をカントリーミュージックに乗せて現しているのは斬新だと感じたが、日本とアメリカでは少しカントリーミュージックに対する認識の違いがあり、少し掴みづらかった。
退屈さを音楽で誤魔化しているような演出は当時のアメリカ社会に対する皮肉のようで見ていて面白かった。