ナッシュビルの作品情報・感想・評価・動画配信

ナッシュビル1975年製作の映画)

NASHVILLE

上映日:2015年10月10日

製作国:

上映時間:159分

ジャンル:

3.6

「ナッシュビル」に投稿された感想・評価

甲冑

甲冑の感想・評価

4.5
信仰厚いバイブルベルトのバックルの一つでありバリバリのカントリー・ミュージックの本場ナッシュビル。自分が生まれたベトナム戦争直後の色々混沌とした時代の米国で頭がおかしそうな大人が沢山出てきて最高。このド保守の地でカソリックの大統領は偉大と言い張るJKF支持な人もいるがハル・ウォーカーなる大統領候補の選挙カーから流れる公約はめちゃポピュリズムで本人は一切出ず随所で音声だけが垂れ流されるのがキモくて良い。『タクシードライバー』ともシンクロする惨劇が起こる名所、原寸大レプリカ・パルテノン神殿も見れて充実。それと主張せず群像劇のスタイルで炙り出される米国建国200年の空虚さ。『ショート・カッツ』の前哨戦的に思ってたけどしっかり楽しめた。
Jules

Julesの感想・評価

4.0
登場人物がアップで映ってるシーンがあまりなくて遠くからのものが多いっていうのがそれぞれの生活を覗き見してるみたいで好きだった。話の構成的にも人が成長を遂げたり完結したストーリーがあるっていうよりはそれぞれの生活のほんの一部が切り取られてるって感じ。

カントリーミュージックめっちゃ流れるじゃんとは思ったけど、登場人物みんな結構人間味があって面白くて飽きずに見れた。ラスト急にきてびっくり
mariモ

mariモの感想・評価

4.0
5日間の断片。上手く繋げようとしない作家的意志とそれそのものが有機的に交わろうとする意志みたいな。そしてそれらには陽気さとは裏腹な暗澹としたものが通奏低音として流れている。単純に物量的なものを見せつけられるととても感動するというのが映画だと改めて発見。
スーリーンゲイの登場の度にゲラゲラ笑ってたのに、悲しいじゃないか😔
建国200年のアメリカ人を讃える歌と交互に映し出されるのが奴隷制度に端を発する、黒人たちによるゴスペルというのが冒頭からして嫌な予感を与える。何でもないような群像劇が語られながら、そこにはショービジネス界の空虚さ、停滞した社会情勢が込められていた。
ラストの展開は悲劇であり、同時にアメリカに対する怒りでもあるように感じられた。
大筋はなく登場人物も多くて観るのに苦労しそうながら、各人物が絶妙な関係性で繋がっており、それが画面上の配置にも表れていた。
カントリーミュージックのメッカ、ナッシュビルを舞台にそこに様々な思惑を持って集う面々と、それらの熱気を大統領予備選挙に取り込もうとする面々の日常を『M・A・S・H』とは又違ったブラックユーモアテイストに包んだ群像劇。とにかく登場人物が多岐に渡り愉快です。チビな老スター、すぐに病い併発する人気女性シンガー、手を焼く夫マネージャー、そのシンガーに心酔するベトナム戦争帰りのファン兵士、対抗心燃やすケバケバシンガー、歌下手なのにスターを夢見る場末シンガー、叔母の病気見舞いもそっちのけのお登りさんミーハー少女、何でも首を突っ込む放浪女性記者、取っ替え引っ替え女を求めるバンドグループギターマン、他人を寄せ付けない孤独なギターケース抱えた不審男etc…。各地のミニライブ、政治資金パーティー、場末のクラブハウス等で歌われるカントリーミュージックナンバーの数々、熱狂ライブには程遠い冷めた聴衆の反応だったり歌い手は添え物背景のように扱われたりするが、時にはハッとするような心騒ぐナンバーが添えられたりと音楽の街ならではの日常感に溢れてる。バラバラの断片が渾然一体となってラストの政治集会に利用された大規模フェスティバルに皆が吸い寄せられていく収束の仕方が上手い。これ見よがしに何かを主張していない所が心地いい。
ROY

ROYの感想・評価

4.2
カントリー&ウエスタンの聖地ナッシュビルに集った総勢24人のキャストが織り成す人間模様を描いた群像劇

アルトマン方式の完成形

THIS IS SATIRE BY ROBERT ALTMAN

■STORY
カントリー&ウエスタン音楽の聖地、テネシー州ナッシュビル。現在、町では2大政党にくみしない大統領候補が選挙キャンペーンを繰り広げており、選挙参謀ジョンと地元の有力支持者デルバートが準備と資金集めに東奔西走していた。彼らは、選挙イベントの目玉にベテラン歌手のヘイヴンと人気女性歌手バーバラを招こうとするが、情緒不安定なバーバラが町に到着早々、入院したことを手始めに、さまざまなトラブルが勃発し……。(『WOWOWオンライン』から抜粋)

■NOTES
町山智浩氏による解説はためになった。(予習編→https://youtu.be/qY0cEcfXGRQ、復習編→https://youtu.be/szOglqllcOw)

アルトマンの功績
①オーバーラップ(マルチ・レコーディング)
➁ミューラル方式
③神話破壊

アメリカの歌謡曲カントリー・ミュージックがよくわかる。アメリカの 選挙キャンペーンの様子、選挙と娯楽産業との結びつき方がわかる。

アメリカはベトナム戦争の最中、ウォーターゲート事件(ニクソン大統領率 いる民主党の盗聴侵入に始まる政治的スキャンダル 1972〜74)の勃発、リプ レイスメント党のハル・フィリップ・ウォーカーが大統領に立候補。

民主党の崩壊

アメリカ建国200周年

空喜び

ジミー・カーターのポピュリズムを予見するような内容

ウォーターゲート事件

カントリー音楽は、アメリカのイノセンスを謳った偽善の歌だということをアルトマンは主張している。

理由なき暗殺

カトリック

白い服、神殿でライブ。ナッシュビルは天国。

聖バーバラ

キース・キャラダイン作詞・作曲の「I’m Easy」

小野智恵氏による「ロバート・アルトマン作品における音と物語のプルラリズム ― オーヴァーラッピング・ダイアローグからオー ヴァーラッピング・ナラティヴへ」という論文も面白かった。(『映画研究』4 号[2009]Cinema Studies、no. 4、https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscsj/4/0/4_74/_pdf)

■THOUGHTS
ジェフ・ゴールドブラム演じる謎の三輪バイク男が好き。

PTAファンとしては、これが『マグノリア』に影響を与えたのかと感服。

日本人には馴染みのない文化がベースにあるが十分楽しめた

教会で手話を追っている子どもたちを捉えたカットが良かった

廃車集積場の横道を歩くシーンもいい

歌う前の小噺が終わらないの面白かった

“I’m easy”というリフレインを「君に任せて 僕は従いたいから」って訳すんだ。

ホールがストリップに化してしまうシーンが辛い

それでも歌い続ける

エンドクレジットは星条旗の色

エンドロールが終わった後、1分半くらいゴスペルが流れる。
あー

あーの感想・評価

3.6
初めましてかと思ったけれど。
いやいや、MASHの監督★
しかも割とクリップしている。
ロバート・アルトマン!!

政治×カントリーミュージック

アメリカ南部テネシー州にある
ナッシュビル。
大統領予備選挙までの5日間を描く
24名の群像劇。

大統領選挙に向けた演説カーが、
ナレーションよろしく、語りますYO!

カントリーミュージックの発信地。

既に成功したミュージシャンや、
これから成功を夢見る者。
選挙キャンペーンのイベントを
成功させたいキャンペーン主催者など。

群像劇といいつつも、その全てが
繋がる訳ではない。
まあ、でも人生ってそんなもんかも。

5日間で、交わる人もいれば
すれ違うだけの人もいるものだ。

映画的に伏線が繋がっていく
群像劇の方がお好みですが、
PTAが影響受けた監督として
名を挙げておりますぞ。

若きスコット・グレン観れた🥰✨

そして存在の意味は特にないが、
奇抜な衣装と奇抜なバイクが、
まー❣️似合うッ❣️な、
ジェフ・ゴールドブラムは
異彩放っておりました。
やっぱこのシトは奇抜が似合うー❣️
ただ、そこここに現れる「だけ」ですが。

え!?
あの細っ子どっかで観たな。
おもたら、シャイニングの奥様!?
やっぱ独特やわ〜。

惹かれる歌声とそうじゃない。
のが、はっきり分かるのも
また面白かった。
737

737の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

いつ何がつながって
突然のチャンスになるのか
ハプニングなのか
だから人生は面白いともいえる
よとり

よとりの感想・評価

3.2
後半にかけて歌がどんどん良くなってきて体でリズムとってしまっていた

キャラクターが多いのでインパクトのある人しか印象残らないけど、とりあえずBBC記者のうるさい女の人が松野明美にしか見えなかった
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