イナミン

極道の妻たちのイナミンのレビュー・感想・評価

極道の妻たち(1986年製作の映画)
2.0
五社英雄作品マラソン。五社監督では初めての現代劇。
時代が80年代と半端に古いせいで絵面が辛い……
みんな若い!とか、物語でなくキャストの年齢に気が向いてしまう。
物語に入り込めたのは岩下志麻が太ももから短ピストルを抜いて
応戦する所。部下に守ってもらわず自分で戦うところがかっこいい。
かたせ梨乃体当たり演技。最後世良とのベットシーンはムダに長いが
素晴らしい。ラストの岩下志麻が夫を迎えに行き、
銃弾に倒れたときの表情のなんと素晴らしいことか。
強さ、儚さが見事に表現されていた。

あと、五社英雄作品見続けてるせいで成田三樹夫がいつもいて
面白い。まあどの役もヤクザなんすけどね……
大好きなので、どの作品にもいて欲しい
イナミン

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