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セントアンナの奇跡のSanのレビュー・感想・評価

セントアンナの奇跡(2008年製作の映画)
3.5

1980年代のある日、経歴に何一つ問題ない郵便局員が突然、仕事中に殺人事件を犯す。凶器はドイツ製の銃。自宅ではなぜかイタリアで戦時中に行方不明になっていた像の頭部が発見され、不思議に思った記者が郵便局員にインタビューし、回想が始まる……第二次世界大戦中、イタリア。4人の黒人のアメリカ兵は少年を保護し、ドイツ占領下のある山村に迷い込み、様々な人間関係に巻き込まれていく。

アメリカの黒人差別、宗教的暗喩、イタリアの内部情勢など知識がないと、??となるシーンも。でも、逆にこの映画がきっかけになり、調べて知識を深めたこともありました。少し長い映画だけど必要な長さです。
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