まるのすけ

男はつらいよ 噂の寅次郎のまるのすけのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)
4.2
シリーズ22作目。
バスの車内で偶然博の父と再会し、温泉宿に共に宿泊する寅さん。そこで人生の儚さについて諭され、例えに使われた今昔物語の本を借りて柴又に帰る。
翌朝、とらやを出発し修行の旅に出かけようとするも、店のアルバイトに来ていた物憂げな美女・早苗(大原麗子)と出会う。早苗に心奪われたこともあり、なんやかんやで旅を見送る。その後早苗が既婚者と知り気落ちする寅さんだったが、夫と別居中で離婚を考えていると伝えられるとすぐさま元気を取り戻す。

暫くして寅さんが早苗の引越しの手伝いに行くと、同じく手伝いをしていた早苗の従兄弟・添田を紹介される。添田は密かに彼女を想っていた。



寅さんが墓参りしていると、さくら達と偶然再会するというハートフルな導入にほっこり。博が店番してるのもレアな感じ。

とらやで皆が寅さんの噂をして本人登場はいつものパターンだけれど、テーマソングと共に真顔の寅さんがぬっと現れるのは初めてだよね?笑った。