老子がわからないと
この映画もわからない
調べる前は☆1やわあーと
思っていたのですが
『わらの犬』で調べると驚きの結果(°▽°)
この映画の描きたいところが良くわかりました
↓
「天地不仁、以万物為芻狗」
(天地は仁ならず、万物を持って芻狗と為す)
老子によれば、天地は仁などではなく、
あらゆる命も人間も、公平に“わら犬”のように扱っているだけなのだとか。
わら犬=“芻狗”
とは、祈願や厄払いのために神前に供えられる
わら細工の犬のことで、犠牲(いけにえ)の代用品のようなものです。
要するに、「天地は人間だけを特別扱いしたりなんかしないゾ」ということですね。
私たちはよく、「自然の恵み」なんて表現を使いますが、
実はそれは、大きな勘違いなのかもしれません。
天地は仁=思いやりや愛に基づいて世界を動かしているわけではなく、
ただただ“無心”に、ありのままに、動いているだけ。
そこには、私たちが期待しているような“情け”などないのでしょう(゚д゚lll)
老子はそれを、“仁”を否定することで私たちに諭しているのです。
深い‼︎