今作は、バイオレンス・スリラー映画です。
内容は、香港の象徴的な景観として知られる美しいビクトリア・ハーバーが見える湾岸エリアにある高級高層マンション「ビクトリアNo.1」。ある晩何者かが管理人室に忍び込み、居眠り中の警備員を絞殺する。ほどなくマンションの住民に対しても血の惨劇が繰り返されるが、その犯人の正体は金融機関に勤める普通のOL、チェンだった......というもの。
香港映画にこんなスプラッターものがあるとはびっくりしました。同じく香港映画である『八仙飯店』とはまた違うゴア描写で、窒息死に至るまでの長さだったり、臓物が垂れ下がった時の臓物のクオリティなども高く、とてもリアリティがあって面白かったですね☺️
ゴア描写に限らず、当時の香港の経済状況、貧富の差なども映画に組み込まれていて、貧乏人の生活が露骨に描かれていました。
序盤の管理人を殺害する場面からゴア描写が激しく、特に、結束バンドの使い方が上手でした。手足を縛る際にも使いますし、窒息させる際にも使います。殺人を実行する時に結束バンドは欠かせないですね。実際、現実でも結束バンドで殺害したと言う事例もありますし、非常に優れものかと。今作は、性器を切り取ったり、目ん玉を刃物で貫通させるという描写もあるため、グロい描写が苦手な人は見ない方がいいかもです😓
なぜ、このマンションで殺害をしようと考えたのか。普通のOLが人を殺すに至った経緯とは。気になる方はぜひ🤗
