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テイク・ディス・ワルツのkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)
4.3
一見オシャレな雰囲気のちょっとした物語かと思ったら、最後まで観てビックリ。実は凄く深い真理を突いた作品だった。幸せな結婚生活も、時間が経てば嫌でもマンネリ化してくる。でもそれは決して人生がつまらなくなったのではなく、幸せが日常化しただけのこと。しかしその有り難みを皆が自覚できる訳ではなく、なおも人は刺激に惹かれてしまう。昨今流行っている?不倫の真理を的確に突き、我々に本当の幸せとは?を問うこの作品はあらゆる人に響くだろう。その微妙な心の動きを絶妙な演技で表現したミシェル・ウィリアムズは改めて素敵な俳優さんだと思った。恋に悩む乙女に是非オススメしたい作品です。
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