タミキーリ

新・平家物語のタミキーリのレビュー・感想・評価

新・平家物語(1955年製作の映画)
3.8
雷蔵が演じる清盛の眉毛が当初気になりまくるが、時子とのやりとりなど、可愛い若者で眉ギャップである。クライマックスは比叡山の僧侶たちの騒ぎ。セットではなくロケで、松明を持った僧侶の物凄い数に驚く。今ならCGになるはずの場面。

ロケ撮影が多く、群衆シーンが多い作品だった。今であれば少ない人数やブルースクリーンで撮影してCG処理するようなところを実際に野外で寺などの建物がある場所に実火を使用、かなりの人数の僧侶に扮した人たちを撮影していた。いやもうただただ凄い。