uk

ボヴァリー夫人のukのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人(1949年製作の映画)
3.7
フロベールによる名作「ボヴァリー夫人」を映画化。舞踏会のシーンは信じ難いほどの完成度で思わずギョッとする。画面を隔てたこちら側の三半規管も何故かグルングルンに。エンマが鏡に映る自分を見て、憧れの社交界に馴染む自分に惚れ惚れしたり、質素な部屋に佇む姿に愕然としたり、、、一喜一憂するシーンが何度か登場。エンマの自意識過剰さを鏡というモチーフを使って巧みに表現している。シャルルもはまり役だな。
uk

uk