ゲルト

白い巨塔のゲルトのレビュー・感想・評価

白い巨塔(1966年製作の映画)
3.8
重厚感がありつつも観やすく、長尺でありつつもそれを感じさせなかった。
選挙パートと裁判パートはそれぞれのハラハラ感があって退屈しなかった。
田宮二郎の財前五郎はスマートでダーティな野心家でかつ俗物的ないやらしさがあった。
外見や内面のコンプレックスは不足しているけど、慎重と謙虚さの欠けた自信過剰で傲慢不遜な男という意味でリチャード3世っぽさもある。
“良心”里見医師のその後が気になる。
ドラマ版は続編扱いなのだろうか?
ゲルト

ゲルト