Emmy

J・エドガーのEmmyのレビュー・感想・評価

J・エドガー(2011年製作の映画)
3.8
レオ様の出演作を観るのが好きなのでレオ様というだけで観始めた今作。
エンドロールでクリント・イーストウッド氏が監督だと知って驚いた。
クリント・イーストウッド氏が監督をしている映画を観てみたいと思っていたけど、図らずも叶ってしまった。

観終えて、「これは愛の物語なんだな」と思った。
国への愛、正義に対する愛、母への愛、信頼できる仕事仲間への愛。
トルソンと出会う前にヘレンと出会っていて、(真実は知らないけどこの映画の中では)本気でヘレンに惚れてプロポーズしている。
女性だから愛するのでもない。男性だから愛するのでもない。ヘレンとトルソンだったから。
エドガーは愛した2人とともにFBIという「子ども」を生んだ。お母さんの助言も縁の下の支えになっていたのなら、「愛した3人と」か。

ほとんど前情報を入れずに観たから驚いたけど、FBIってこんな風に出来たんだ。今では当たり前になっているFBIの存在や科学捜査も、確かに誰かが作り出さないと存在しなかったのだ。

本気でやり遂げたいことがあったら優秀な人財の確保は本当に大事なんだなぁ、とも思った。自分のところで力を発揮してもらうという意味でも大事だけど、その能力を他のところ(特に敵対するようなところ)で使わせないためにも大事。

お年寄りメイクのレオ様、はじめのうちはレオ様だと気づかなくて「いつレオ様が出てくるのだろう」なんて考えていた。実際にご高齢になったらあんな風になるのかな。70〜80歳のレオ様を拝むには私もあと30年くらい生きないといけない。

ダイヤが6個とスターサファイアのついたプラチナの指輪…いいなぁ。つけてみたい。
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