FBI初代長官 J・エドガー・フーバーの人生と心の内側を描いた伝記ドラマ。クリント・イーストウッド監督作品らしい全体的に抑えた静かなイメージの映画。この人物は知らなかったけど、凄いクセのある人生だな…
>>続きを読む1919年、司法長官宅の爆破事件を機に特別捜査チームが作られ、フーヴァー(レオナルド・ディカプリオ)がその責任者となる。トルソン(アーミー・ハマー)を公私にわたる右腕に迎え、指紋情報の集約、科学捜査…
>>続きを読むDVD📀所有。クリント・イーストウッド2011年監督作品。「ミルク」でアカデミー賞を受賞したダスティン・ランス・ブラック脚本。レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、「ソーシャル・ネットワーク」の…
>>続きを読む公民権運動まわりの映画を見直していた流れで、どんなクソ野郎だと思って見始めた。
母の「弱さを許さない価値観」に縛られ、秘密と葛藤を抱え続け、気を抜く瞬間すらないまま権力の中で生きた男。ダメすぎて一…
本作から見えてきたのは、権力暴走のあまりに人間臭いメカニズム。
母による「強くあれ」という呪縛は、WASP的優越思想と結びつき、フーバーの怒りの源泉となる。自らの理想を脅かすものを排除しようとする…
マーティン・スコセッシが撮りそうに思える、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバー(1895 - 1972年)という人物を、なぜクリント・イーストウッドが撮ったのかについては知らない。知らないものの…
>>続きを読む爆破事件が発生。若きエドガーは特別捜査チームのリーダーに選ばれるが…
初代FBI長官のエドガーの生涯を描いたドラマです。
あんまり評価高くない理由は分かるっちゃ分かる。
エドガー自体は興味深…
強権的な男を客観的に描きつつ次第にそのパーソナルな面に迫っていく作り自体は珍しくもないが、心通い合い時に進言もしてくれるパートナーが存在することが「市民ケーン」などとは大きく異なる。結果として彼がそ…
>>続きを読むアメリカの特殊ともいえる国家体制を史観的に描いた映画としても、ある男の生涯を描いた映画としてもどの観点から見ても最高傑作と言えるほどの映画だと思う。
めちゃくちゃ満足する内容だし、映像としての見せ方…