サンダーバードって電車もあるらしいのですが、サンダーバードと言えば1960年代に放送されたSF人形劇が有名。当然生まれてもいない時代ですが存在は昔から知っていました。
そんな人気シリーズを実写・映画化した作品ということで興味をもちました。「サンダーバード」といえば1号、2号というように特徴的な乗り物があるんだけど、これは戦闘兵器というよりレスキューマシンなところが特徴。
これを実写化すると一言で言うと「ダサかっこよい」。CG技術を大々的に使いこのダサさも一流にしてしまうところはさすがハリウッド。
オープニングからつかみはOKなんだけどストーリーはサンダーバードのメカが活躍!ではなく、悪役がサンダーバードの基地を見つけ乗っ取り。そこへ偶然訪れていたサンダーバード部隊の子供たちが力を合わせというちょっと意外な話。アクション・コメディ・親子愛みたいなキッズ向けの作風は好みが分かれそう。
何よりもメカがあんまり活躍しないので結局これはサンダーバードの映画だったのか?とちょっと困惑。
エンタメとしてのクオリティーは高いので安心して楽しめはします。