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パラノイドパークのyuriaのレビュー・感想・評価

パラノイドパーク(2007年製作の映画)
3.8
ガス・ヴァン・サントの虜になっちゃう層にティーンが多いのってしっかり理由があって、もちろん「パラノイドパーク」にもはっきり共通した理由がある。彼は人を殺したけれど映画自体は彼を赦すことしかしないし、自分の彼女を大切な時期に簡単にふってもガスヴァンサントはそれを当たり前のことだったと認めてくれる。少年期の流動社会の中では悪はどうしても悪になりきれないピュアさを抱えていて、わたしたちはそんな彼の映画に安心して身を委ねて観ていることが心地いいのです。ゆとりです。
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