こばまさ

ガバリンのこばまさのレビュー・感想・評価

ガバリン(1986年製作の映画)
3.3
U-NEXTリトライ期間も、残すは半分の2週間。
よし!クリップ作品を1つでも減らそう!


-息子が失踪し、妻とも別居中のホラー作家・ロジャー。
死んだ叔母の遺産を相続し、屋敷に1人で住み始めたが、その屋敷には化け物や幽霊が住みついていた。
次第に、ロジャーがベトナム戦争の帰還兵である過去と、結びついていく-

“ホラーと思ったらコメディだった”


いや、もちろんホラーなんですけどね。
ホラーコメディって知らなかったから、なんか展開がユルユルでモヤモヤ…

ただ、特筆ポイントが1つだけ。
化け物の造形が…お、お見事!
前半特に何も起こらず、ちょっと退屈になってきたところで前触れなく出現。
あまりに急すぎて、巻き戻したよ。
いや〜、いい感じの気持ち悪さでテンション上がったわ。

それと、でっかいカジキマグロのオブジェが動き出すシーンも絶妙だった。
怖くないけど面白い。

あとは、この屋敷の隣人たちのキャラが非常にいい。
ちょいポチャ男のハロルドは、おせっかいだけどいい奴だし、彼が出てきてからこの作品は面白くなった。
お色気担当のタニヤも、ロジャーに気があるのかと思わせて自分の子どもを押し付ける、あの用意周到さね。


とにかくストーリーがある様でない様な作品なので、真剣に観てはいけません。
いわゆる、脳死でGO。

ただ、このシリーズ4作もあるんだが…
こばまさ

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