すとんこ

ガバリンのすとんこのレビュー・感想・評価

ガバリン(1986年製作の映画)
2.5
LD所有

自殺した叔母の残した館で、ベトナム帰りの小説家が執筆活動をしていたら、いろんなお化けに襲われるようになっちゃったって話☆

封入パンフレットの解説より
″パズル・スリラー″・・・それは「ゴーストバスターズ」のSFXプロジェクトチームが「13日の金曜日」のホラー・スタッフと、全知全能をかけて創り出した、新しい恐怖の世界である。
ひとつの謎を解く度に、だんだんと難しく、どんどん恐くなってゆく″パズル・スリラー″=「ガバリン」
(いろいろと″パズル・スリラー″なる言葉の説明が解説書に書かれていましたが、映画を見てもサッパリ理解不能!)

小説家の男は、この館で息子が行方不明になっているという因縁もあって、そのため心の病を抱え結婚生活をダメにしています。それに加えて、ベトナム戦争でのトラウマも持っているというかなりの鬱設定ですが、映画のテイストはホラー・コメディです。

幽霊なのか怪物なのかよくわからないモノに襲われたり、異次元に迷い込んだり、ベトナムでの行いから戦友に恨まれたりと、終始ドタバタした展開と「?」な謎展開に振り回されます。
これが″パズル・スリラー″なのか?

そして、とあるお化けの
「あれでやられないのに、それではやられちゃうの?」
って感じで、撃退方法のルールの納得いかなさは、わたくし的に受け入れ難し。

不条理さを受け入れ、お化け屋敷的なアトラクションを楽しむ感覚で観賞をオススメする一本(* ̄ー ̄)☆
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