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傷だらけの栄光のkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

傷だらけの栄光(1956年製作の映画)
3.8
主人公のボクサーの名前がロッキー。もしかしたらスタローンのロッキーはこの作品がアイデアソースなのかもしれない。ダメダメな不良少年のポール・ニューマンの悪友にスティーヴ・マックィーンという豪華な俳優同士の共演。これでもかという程落ちぶれた所からの見事な復活劇。そこには奥さんや周りの大きな助けがあった。大事な場面でのちょっとしたやり取りの中に人生に活かせる真理が含まれていて、なかなか勉強になる。個人的には前半部で、盗んで得た金を何に使うのかと問われたニューマンが、「まずは身なりをちゃんとしないと舐められる」といってスーツを手に入れるシーンが好きだ。ストライプスーツの着こなしが凄くカッコよかったのはもちろん、何より不良はクールでなければいけないのである。
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