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獣人雪男のtomharakのレビュー・感想・評価

獣人雪男(1955年製作の映画)
3.6
ラピュタ阿佐ヶ谷レイトショー『初春★空想科学映画祭 』にて鑑賞

オカルト方面の人には堪らない本多猪四郎監督のUMA映画。
文化的に隔絶したような山の民も出てくるし、犠牲者の書き残したメモから入ってく山岳怪談ぷりもゾクゾクする。

そしてやはり見どころは特撮、特に雪男が興行師のおっさんを持ち上げて崖にぶん投げるとこのざっくりした合成感の味わい深さ。

ソフト化されてこなかったようですが、山の民の描写などは確かに問題視されそうではあるな、と…
そんなんもあって幻の作品と言われてる故かラピュタのレイトショーでいつに無く満員の客入りでした。

※若い根岸明美結構可愛い

※毒キノコでほかの雪男みんな死んだって話まわりに若干の強引さは感じた

※洞窟住まいと頭頂部が禿げたような雪男のデザインは刃牙の夜叉猿にもほんのり影響してないだろうか
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