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ピエロの赤い鼻のkajiwaratkのレビュー・感想・評価

ピエロの赤い鼻(2003年製作の映画)
5.0
2014.4.15 DVD
この映画を観るのはもう何回目か。悲しい時代に強く明るく生きる人々を描く、まさに優しく心に響く作品。
戦時中のフランスの田舎町で、ごく平凡に暮らす人々が起こした騒動をきっかけにドラマが進むが、悪人はほぼいない。
お父さんはなぜ休日にピエロに扮するようになったのか。元ピエロのドイツ兵が主人公達に投げかける「生きている限り希望がある」という言葉も響く。そして、エンドロールにも流れる『よろこびのうた』はこの作品全体に醸し出す雰囲気にぴったりとはまる。
とにかく文句無しで良い映画。
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