揚げもみじ

最低の揚げもみじのレビュー・感想・評価

最低(2009年製作の映画)
3.5
説明困難です、助けてください😭😭
私の理解力、文章力、語彙力では到底お伝えしきれません😇😇
これは映像として観る面白さがありました!
それぞれが独立した3つの短編という構成
(3作品に絡みはないのでオムニバスではなく)

多少ネタバレ込みで感想書きますけど、多分読んでも伝わらないので、ネタバレ⚠️のボタンは押しません。
ご了承くださいませ。







『最低』
ストーカー被害にあったあみ、
その交際相手で同棲中のまさおは
三股をしている
三股相手のうち、1人はあみの妹さよ、
さよには彼氏もいる
ストーカー男のしげるも1キャラとして確立していて、彼には彼で女性(あさこ)から好意を向けられてる(しかし、付き合ってはいない)

あみはまさおが自分以外と関係を持ってることを知らず、ストーカー男はそれを知らせるために浮気証拠の映ったDVDを送るのだが……

この作品では純愛とは?ということを一番考えさせられました。

『微温』←これが一番良かった
簡単に説明すると
二股してる2組のカップルの話です。
ただ、印象としては、1組のカップルがそれぞれ二股をしていて、その4人の恋愛観のかけ違いが悪い方へ悪い方へ進んでいくという感じ

私的には、そもそも二股とかはナシ派の人間なので、この設定自体に悲鳴をあげそうなのですが笑
この作品で思ったことは、皆が皆満足して幸せになれることってないのかな〜なんて鈴カステラは絶望してみたり。。。

映像的には
まちこがゴミ袋を蹴るシーンで、時系列を表現してしまうのもお見事!!
あぁいうのしびれます!


『足手』
これは、一番謎が深かったですね笑
おっさんがバイト先のJKに告白される話なんですが、
おっさんがJKを振る理由で行くと、おっさんが片想いしてる相手とは付き合えない理論になりませんかね???
というより、もっと関係性的には遠くないですか?ん?おっさん??笑

ただ、「好きだからこそ、体の関係を持つようなことは出来ない」というキラーフレーズが印象的でした。

これはこの作品をオススメしてくれた人の受け売りですが、
この言葉って人によっていくつも捉え方がある言葉だと思うので。



総じて、こういった恋愛経験の有り無し問わず、「あー、あるあるこの環境や立ち位置だったらそう考えますよねぇ」とか
「え?こういう価値観もあるの??(ただ妄想的ではなくリアリティがある)」
と言った具合に共感と発見のあった作品でした。

やはり今泉監督の描く恋愛模様は、面白いし考えさせられますね!!