最低の作品情報・感想・評価

最低2009年製作の映画)

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

3.3

「最低」に投稿された感想・評価

tetsu

tetsuの感想・評価

3.6
今泉監督特集で1度拝見した後、DVDに入っている撮りおろし短編が観たくなり、鑑賞。
(『微温』は10/25まで、期間限定で無料配信中。)

『愛がなんだ』の今泉監督の初期作品。
『最低』『微温』『足手』恋愛喜劇を描いた3本の短編作品集。

というわけで、以下に、それぞれの感想を。(『足手』は単作で登録されたため、詳しいレビューは、そちらに投稿。)

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『最低』
時間:33分24秒
☆×3.5
女たらしの男・正雄に翻弄される姉妹。
そんな姉に片想いするストーカー男は浮気現場を捉えたDVDを送り...。

芹澤興人さんが、なぜかモテモテな一作。バシバシ折られる携帯電話に笑いつつ、捻れた人間関係が爆発するクライマックスには後の今泉作品にも共通する"滑稽な言い争いシーン"の原点が見られる...。
女遊びの達人ともいえる男と、片想いを続けるストーカー男が対比的に描かれるため、愛の理不尽さを感じた。

『微温』
時間:43分48秒
☆×3.6
二股相手の言葉で彼女と別れるためのデートにでた亮介。しかし、思わぬ展開に...。

安定の芹澤さんが良い。
というか、ベランダ〇〇〇ーってなんだよ。笑
何気なく、同じ出来事を違う視点から描くのギミックを使っていたりと小品とはいえ、演出が光っていた。
主人公のクズさが際立つラストに至るまで、やはり、ニヤニヤが止まらない。笑

『足手』
時間:18分00秒
☆×3.7

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というわけで、
リアルでおかしな恋愛喜劇が楽しめる本作。
特典映像のインタビューによると、かつて吉本にいた監督の過去が分かり、コメディっぽい作風の原点が見えたり、「多くの名作にはコメディ要素がある」と分析しているコメントにハッとさせられたりと、監督の原点が分かる一作。
コメディ映画が好きな人は必見です。

参考
今泉力哉監督ショートフィルム『微温(ぬるま)』(2007/44分)
https://youtu.be/wGWUOPoaMbg
(SSFF & ASIA のトークイベントに合わせて、10/25まで期間限定配信中。)
kohei

koheiの感想・評価

3.6
今泉監督の短編『最低』『微温』『足手』が収められたDVDを借りて一気に観た。

最低
彼氏と同棲している女性。ある日その女性のストーカーから、部屋を盗撮したDVDとともに彼氏の浮気を匂わすような文言の手紙が送られてきて…。
安定の芹澤興人(3作ぜんぶに出てた…)。今泉初期短編はもうぜんぶほぼ同じ話といっていい感じで、「なんでこんなやつがモテるんだ?」という主人公が叶わない片想いに身を捧げたり、なぜかいろんな人に言い寄られたり、二股相手に決断を迫られたり、そんなんばっかやってる。なによりも「好き」が映画を駆動させていて、その理由は二の次(もしくは描かれない)というのは潔いとも言えるのか。リアリティを突き詰めている時期だったと思うのだけど、いまいちその「好き」にリアリティは感じないんだよな。

微温
二股をしている男性が主人公で、一方の相手からもうひとりの彼女と別れてよと言われ…。今泉映画では主人公は浮気をする。悪びれる様子もなく。びっくりするくらい能天気。なぜかモテる感じも含め、この辺はまじで理解できない。その理解できなさが面白かったりもするんだけど。
今泉映画は作風は昔と今でほぼ変わっていないと思うのだけど、役者はやっぱり素人っぽい感じからプロに変わってるし、顔のよさもまるっきり変わってる。そうなると「なぜこいつがモテるんだ?」的な今泉映画独特の要素は薄まっていくわけで、『街の上で』あたりでは若葉くん(が演じる役柄)かっこいいのに別にそんな目に見えてモテてはないし、むしろ芋っぽくなっていく。これ不思議なんだよな。

足手
めずらしくちょっとだけフェティシズムを感じる映画。ほんとちょっとだけだけど。ロメールと似てたりしつつも今泉監督ってあんまり女性をフェチで撮ろうとしない人だなとは思っていて、でもやっぱり女性が魅力的で、それがどう成し遂げられたものなのかわからないのが疑問。またもや芹澤さん主演。けっこう芹澤興人って若葉竜也に似てるな、とか思ってきた。喋りかた、たたずまい。ナカゴーの川崎まりこさんの表情が良かった。
Sho

Shoの感想・評価

3.3
今泉監督短編集。
3作品でした。


①最低3.0

1度見たら忘れないカオ、芹澤興人演じるまさおがモテモテな話。

そんな何故芹澤さんがモテるのか?みたいなヤボなツッコミは置いてください笑

あ、芹澤さんは二股してます。
しかも片方は振るのですが、「あんたのことずっと好きだから!」とか言われて振ってもモテてる神っぷり。

ちなみに、ストーカー男が出てくるのですが、そのストーカーが別の女を好きなのを承知の上で、ストーカー男を好きな女が出てきます。

今泉監督、遂にストーカーの屈折した愛情ですら肯定してます。


②微温2.5

ダブル二股話。
ハッキリ言うと、まちこ役の青柳文子が相変わらずかわいいのと、芹澤さんが坊主頭で登場している以外に見どころは見当たりません。

浮気男の趣味がベランダオ〇ニーってヤローなのですが、そんなん聞いた事ないけど1部で流行ってるんですかね?
開放感?笑

ちなみに①同様、女同士のバトルシーンがあるのですが、本当カオス(。☉∆☉)ワァオ☆


③足手3.5

またまた芹澤さんが今度はお団子ヘアのプリティ青柳文子(しかも女子高生)にモテる話。
オレなんかのどこが好きなの?って質問に、顔って言ったのは絶対ウソ笑笑

しかも芹澤さんは好きな人がいるからと、振ります。
カッコイイ。
そこは迷わず、お団子青柳文子だろ…(>︿<。)
この作品は空気感が良かったです。

まとめると、男は顔がカッコよくなくてもモテるぜってことで。

マメ 気遣いスゴい 聞き上手 清潔感 母性本能くすぐる 男らしい オシャレ お金持ってる

とかのモテ要素を芹澤さんはいくつか持ち合わせているのでしょう。

ボクは何個あるのか(;´༎ຶٹ༎ຶ`)
ryusan

ryusanの感想・評価

4.3
昔から映画は愛とダメ人間を描いてきたけれど、現代のゲス男、ゲス女、片想いを描かせたら今泉監督はピカイチかも。
愛は最低を超える。
愛は変態を超える。
愛は常識も超える。

それにしても芦澤興人の二股演技は最高です。
引っ張ればもっと面白くできるところをフランス映画っぽく突然終わるのも良し。

ミニシアターのサンクスシアターで鑑賞。
まさおがキーとなってる映画なのが意外だった、最低と微温はわかりやすく、話も「最低」を中心に3個の物語が見れる

たんたんとしてる映画なので長い映画が苦手な人は見やすいかもしれない。

今泉監督今のところ2作品とも動物園が出てくるので動物園好きなのかなと思う。
亜実の家に元ストーカーからと思しき封筒が届く。そこに入っていたDVDに同棲相手・正雄の浮気現場が映っていると思った亜実は、妹にそのDVDを見てほしいと頼みに行く。一方そのころ、正雄は仕事をさぼって浮気相手とパチンコしていた…


今泉監督らしい水面下での気まずい感じの極北みたいなマサオと関係を持つ女性が一堂に会するシーンは最低で最高!!
マサオ役は微音でも同名で同じようなキャラだったけど、何股もしてていい男でもない彼はどこかキュートな色気があって女性を惹きつける説得力がある。
今泉監督はいい役者を捕まえたもんだ…

以下グッときたシーン
・2人であみさんの家に仕込んだカメラの映像観るとかヤバイっしょ。

・DVDをハサミで傷つけるシーン怖っ!!
・あみ、妹、マサオの会話劇の怖さよ…
・「豚あげるから」ってなんだよ笑
・お菓子のひよこを皮だけ食べる感じ…
・ラストの気付いてるの?な気まずいシーンの血族だからこその逃れられない恐怖


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面白かった。好き。
他人の日常を覗き見してる気分になる。
本当に最低。
atsushi

atsushiの感想・評価

3.8
2020/02/10 1回目
【2020年41本目】
「最低」、「微温」、「足手」から成るオムニバス作品。

「最低」
最低な奴らによる最低な恋愛群像劇。
恋愛的な善悪を揺さぶられる。
観ていると、サイテーがつい口を突いて出てくる。

「微温」
二股し、二股され、他人の二股を指摘する。
青年が自分の過ちに気づくまでの物語。

「足手」
"知ってから好きになるかどうか決めるってことです。"
"知り合いとしかつきあえないじゃないですか"

妙に刺さったこの言葉。

"処女なんですか?(真面目)
処女なんですか?(笑)"

芹澤興人大好きです。
一

一の感想・評価

4.0
「愛がなんだ」の今泉力哉監督作品

「最低」「微温」「足手」
気まずいけどばかばかしくて笑える三本の短編で構成されたオムニバス映画

やはり登場人物は倫理のかけらもないクズ達ばかり
だからこそ面白い日常会話
それでいて妙にリアルでドロドロしたやりとりは、心がきゅーっなるくらい観てて気まずい

初期中の初期からぶれない今泉節はここでも健在

人間関係のやりとりだけなのに、こんなに面白い作品に仕上げてしまうセンスは、毎度の事ながら感心してしまう👏🏻

あまり評判もよくないし、今泉監督のファンでない方に強くは勧められないけど、個人的にはいろいろとツボすぎたし三本全てめちゃめちゃ面白かったです🔥🔥🔥

相変わらず今泉作品で映える青柳文子は天使だった😇

2020 自宅鑑賞 No.069 GEO
ユカ

ユカの感想・評価

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昔みた
『終わってる』を二日で三回見たのに、こちらはなにも感じなかった
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