クロッシングの眠たいキンクマのレビュー・感想・評価

ブルックリンの街を舞台に警官、麻薬捜査官、潜入捜査官が直接協力し合うでもない中各々の人生の話。全員、報われない。一番個人的に複雑で可哀想だと思ったのは、タンゴとサル。サルは汚いことをしても家族を幸せにしたかった、タンゴは潜入と友人を天秤にかけているのが辛かった。実際、そういう人達はこういう立場だけじゃなくてたくさんいるんだろうな。有色人種差別についてもかなり考えさせられる。そして、フークアじゃないと撮れない作品。