あおあかドンデン返しダディさんの映画レビュー・感想・評価

あおあかドンデン返しダディ

あおあかドンデン返しダディ

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.7

ゲームの世界で悪役を演じている怪力キャラが、皆に愛される英雄を目指して他のゲームへと移動し、孤軍奮闘する物語。アニメは得意ではありませんが、序盤から設定の面白さに引き込まれました。更に終盤で明かされる>>続きを読む

イリュージョン(2020年製作の映画)

3.9

古典奇術の種明かしを得意とする三兄弟マジシャンが、ステージ中に関係者を殺すという脅迫を受けて疑心暗鬼となっていく物語。某イリュージョン映画のパクリのようなジャケ写イメージに驚愕しながらも… 其れなりに>>続きを読む

隔離(2009年製作の映画)

4.6

広場恐怖症で外出できない女性が、突然失踪した夫の謎を推理していく物語。この手の作品は幾つものどんでん返しパターンが予想されますが… どのオチでも納得出来る巧みなミスリードが付き纏い、個人的にはワクワク>>続きを読む

死を告げる女(2022年製作の映画)

4.1

とある女性から身の危険を訴える電話連絡を受け、独占スクープを得た女性キャスターが、事件を取材するうちに驚愕の真実を知らされていく物語。邦題の意味は理解困難でしたが… 終盤の大ドンデン返しはなかなかの展>>続きを読む

リミット [75min](2011年製作の映画)

4.0

棺に入れられ生き埋めにされている妻とその愛人を救い出そうと、酸素欠乏リミット75分間に全力で奮闘する男を描いた物語。R•レイノルズの『リミット』との酷似設定で驚愕でしたが、ワンシチュではなく3人の気不>>続きを読む

ABC・オブ・デス2(2014年製作の映画)

2.9

A〜Zの各頭文字で始まる言葉を元にして“死”を課題とした挿話を、世界の映画監督26名が分担制作して纏め上げた短編作品集の第2弾。相も変わらずカオスで理解困難なエログロ描写が満載でした。残念ながら前作に>>続きを読む

翼のない天使(1998年製作の映画)

3.7

大好きな祖父が亡くなって意気消沈した少年が、天国での安否を知りたいが為に神様の居場所を一途に探し求める物語。M•シャマラン監督が『シックス•センス』公開前に制作した初期作品で、何処となく後の作品に相通>>続きを読む

EXO <エクソ:地球外侵略者>(2016年製作の映画)

3.4

エイリアンが支配する近未来の地球で、密かに地下組織で育てられた兵士が、残された人類を救う為に地上へ派遣される物語。100日もの間、たった一人で監視塔に閉じ込められ、孤独で何も起きない毎日…。果たして敵>>続きを読む

泥棒貴族(1966年製作の映画)

3.6

英国の詐欺師が女性ダンサーと手を組み、中東の大富豪が所有する高価な彫刻を騙し取ろうと企てる物語。2012年公開『モネ•ゲーム』のリメイク元の作品なのですが、大筋で類似点はあるものの、ほぼ別作品といえる>>続きを読む

恋のいばら(2023年製作の映画)

3.0

元カノと今カノが出会ってしまった事で、彼氏に対する不信感に意気投合して共犯関係となり、驚愕の展開を迎える物語。“恋人同士では観ないでください”…というキャッチコピーとなってますが、そんなに気まずい雰囲>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.6

宮廷で働く盲目の鍼医が、王の息子の死に関する秘密を知ってしまい、権力闘争に巻き込まれる物語。なかなか緻密でスリリングな展開の連続でした。タイトルの持つ意味を理解して驚愕した後、更に中盤のどんでん返しに>>続きを読む

サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.8

多くのレビューでも書かれているように、全体的に『天空の城ラピュタ』をオマージュしているかの印象を受けました。空に落ちる!…という発想が秀逸で、脚本もかなり練り込まれていたようです。終盤に入ると設定が設>>続きを読む

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.0

“物語中盤でどんでん返し”…というレビューが気になっての鑑賞!… なるほど確かに中盤で驚愕どんでん返し…でした。全体を通して学んだ事は、主観から離れて周りの人の意見にも耳を傾ける重要性でした。“人を呪>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.3

いつも独特の時空観念を醸し出す事で知られる劇団ヨーロッパの上田誠氏による脚本の作品。僅か2分の時間を延々とループする驚愕の設定でありながらも、限られた条件をフルに活用して繰り広げられるドタバタ劇は、他>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.7

数年前に韓国リメイク版を先に鑑賞しましたが、驚愕のサスペンス描写は敵わないとしても、本作は日本が舞台という事もあって身近でリアルな空気が伝わりました。今改めて見ると、かなり豪華キャストが揃い踏みだった>>続きを読む

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.7

雪山で遭難した二人の男が、死を覚悟して過去の犯罪を告白するも、山小屋を発見して命拾いした事で互いに疑心暗鬼に陥る物語。どんでん返しパターンとしてあまり好まない展開でしたが… それでも密室スリラーとして>>続きを読む

劇場版 零 ゼロ(2014年製作の映画)

3.5

ホラゲー原案との事で、ファンの方々を中心に酷評著しいようですが、私は映画以外の事前情報は全くの“零ゼロ”状態なので、逆に新鮮な感覚でした。但し… TVで明るい性格が定着した中条あやみさんが幽霊役という>>続きを読む

ヘルウィン(2019年製作の映画)

3.7

ハロウィンに覆面男が若者を次々と殺害する事件が起き、犯人は射殺(?)されたものの…それ以降も毎年ハロウィンに同一犯による猟奇殺人が繰り返される物語。あるあるの不死身殺人鬼系ホラーかと思ったら… 終盤は>>続きを読む

(2013年製作の映画)

4.0

フォロワーさんの紹介を受けての鑑賞でしたが、無名作品ながらも大どんでん返しの顛末に驚愕でした。シングルマザーの敏腕弁護士が、ふとした事から長期服役している兄の存在を知り、隠されていた家族の真相を解き明>>続きを読む

BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.4

若い男女数名が豪邸でパーティを開催したものの、やがて1人が他殺体で発見された事で、互いが疑心暗鬼に陥る物語。『羅生門』『人狼ゲーム』『そして誰もいなくなった』 等… 過去の類似パターンが頭を過ぎってラ>>続きを読む

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

3.6

前•後半でガラリと空気が変化する物語。何処にでも存在する身近で平凡な人物が、実は北朝鮮のエリート諜報員だという設定。前半の雰囲気に馴染みが深くなったが故、後半の展開は辛く重苦しい印象が残りました。祖国>>続きを読む

マッチング(2024年製作の映画)

4.0

ブライダルプランナー として働く若い女性が、自らマッチングアプリに登録した事で身の回りに次々と不幸が訪れる恐怖を描いた物語。全体的にミスリード演出があまり上手くなく、途中からバレバレの感じは否めません>>続きを読む

競争(2014年製作の映画)

3.9

経営が困難となり、数多くの従業員を解雇してきた元社長が、ジョギング中に解雇された元社員と偶然出くわして徒競走で勝負をする事になる物語。僅か13分程度のショートムービーでしたが、なかなかに濃厚な内容の会>>続きを読む

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.2

既に旬を過ぎた女優が、難病で苦しむ息子の為に巨額報酬と役者引退を条件として、自らの姿をCG使用する専属契約を結ぶ物語。前半実写、後半アニメという異色の展開で、何とも狐に抓まれたような不思議で幻想的な感>>続きを読む

クロック(2023年製作の映画)

3.7

妊娠を望まない既婚女性が、周囲の影響を受けて出産意識の変革目的で臨床試験に協力するも… 不可解な現象に悩まされる物語。評価が低い事を承知で鑑賞したせいか… 驚愕どんでん返しも含め、意外と楽しめました。>>続きを読む

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.6

念願の新居を購入して幸せを掴んだと思っていた家族が、不可解な出来事から恐怖へと転じていく物語。原作本のレビューで“どんでん返しで驚愕”… と書かれていたのを目にしてから興味津々でした。さほど予備知識は>>続きを読む

真夏の出来事(1996年製作の映画)

3.1

離島の別荘で過ごす判事夫婦の元へ訪れた妻の元交際相手の死を巡り、互いが疑心暗鬼に陥っていく物語。重厚なサスペンス•ミステリーの類かと思っていたら… 終盤に入って何かと慌ただしい動きが目立つようになり、>>続きを読む

譜めくりの女(2006年製作の映画)

3.1

幼い頃にピアノ実技試験で不合格となり、その時に審査員を務めた著名なピアニストに近付き復讐する物語。人生を懸けて仕返しする程の残酷な仕打ちには見えなかったので、なかなか主人公への感情移入が困難でした。報>>続きを読む

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-(2009年製作の映画)

3.0

タランティーノ監督が影響を受け、S•キングが推薦する'72年制作の『鮮血の美学』をW•クレイヴン監督自らがプロデュースしてリメイクされた作品。余りにもハラハラする緊迫感の連続なので、幾度となく途中下車>>続きを読む

隠された記憶(2005年製作の映画)

3.0

謎の盗撮映像が送られてきた事で隠されていた秘密に翻弄される男を描いた物語。“私の映画は娯楽ではない”と公言するM•ハネケ監督だけあり、『ファニーゲーム』も同様でしたが、鑑賞後に頭から⁇が消えません。複>>続きを読む

名探偵ゴッド・アイ(2013年製作の映画)

3.6

全盲のハンデがあるものの、卓越した想像力で難事件を解決してきた名探偵が、女性刑事と共に数々の未解決事件の謎に挑む物語。ジャケ写の雰囲気から察してサスペンス・アクションの類かと思いきや、意外にも全体的に>>続きを読む

リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.9

2chで語られている都市伝説を元に『きさらぎ駅』の永江監督により制作された作品。前半はJホラーらしい何処かジメッとした静かな恐怖感が漂い続けましたが、後半に入ると少々異なった路線に変化してました。が…>>続きを読む

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.2

地下鉄廃駅で連続発生する人身事故を取材する女性記者の恐怖を描いた物語。苦手なジャンスケ多めでしたが、ある程度のパターンが読めるので比較的静かな鑑賞が出来ました。戦後間もない時期に日本で実際に起きた“寿>>続きを読む

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.4

あの“シンデレラ姫”のお伽話をモチーフとして、何故か赤頭巾ちゃんが主人公となってカリスマ美容師殺人事件の真相を突き止めていく物語。さすが福田雄一監督の世界観が全開で、コミカルな雰囲気満載の序盤でしたが>>続きを読む

健太郎さん(2019年製作の映画)

3.2

何の変哲もない平凡な4人家族と共に、影の主人の如き格好で暮らしている謎の男“健太郎さん”… を描いた物語。青学の学生さんが監督を務めた作品との事ですが、30分程度のショートムービーながらも完成度の高さ>>続きを読む

Another アナザー(2011年製作の映画)

3.6

ある田舎街へ引越してきた男子高校生が、病院で眼帯をした謎の美少女と出会った事で、次々と不可思議現象に巻き込まれていく物語。原作の予備知識はゼロで鑑賞しました。中途半端に現実離れした設定に多少振り回され>>続きを読む