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プレシディオの男たちのadeamのレビュー・感想・評価

プレシディオの男たち(1988年製作の映画)
1.5
職人監督ピーター・ハイアムズが手がけたサスペンスミステリー。
軍事基地で起きた殺人事件の捜査にあたる刑事とかつての上長である中佐が奔走する姿を描く物語です。
マーク・ハーモンの出世作として知られ、堅物の父親でもある中佐をショーン・コネリーがさすがの渋さで演じ、その娘役を本格ブレイク前のメグ・ライアンが務めるなどキャスティングに見どころが多いです。
しかし若い2人の恋愛模様と父娘の衝突というホームドラマ的な要素に焦点が当たりすぎているために、本筋である事件の捜査は場当たり的な印象でおもしろみに欠けました。
アクションもチェイスシーンに銃撃戦と見せ場は用意しているものの、そのいずれも地味と言わざるを得ません。
予定調和な結末も含め、豪華なキャストの割には平凡や作品だったと思います。
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