花札大統領

赤い河の花札大統領のレビュー・感想・評価

赤い河(1948年製作の映画)
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徹底的な「雲待ち」で有名な映画。

忠実な歴史考証の基、キャトル・ドライブのルートも実在のチザム・トレイルを通っての撮影だそうです。

ボーデン・チェイスの原作、脚本では、最後にモンゴメリー・クリフトが父親を殴り殺す、父殺し=世代交代のストーリーのはずが、現場で監督ハワード・ホークスとジョン・ウェインが否定して、父親が負けないというラストに変更したのも有名な話しです。

また、ゲイだったリベラルなモンゴメリー・クリフトと超右翼なジョン・ウェインは事ある毎に衝突していたのも有名な話。

ピーター・ボグダノヴィッチ「ラスト・ショー」はこの映画へのオマージュですね。