徹底的な「雲待ち」で有名な映画。
忠実な歴史考証の基、キャトル・ドライブのルートも実在のチザム・トレイルを通っての撮影だそうです。
ボーデン・チェイスの原作、脚本では、最後にモンゴメリー・クリフトが父親を殴り殺す、父殺し=世代交代のストーリーのはずが、現場で監督ハワード・ホークスとジョン・ウェインが否定して、父親が負けないというラストに変更したのも有名な話しです。
また、ゲイだったリベラルなモンゴメリー・クリフトと超右翼なジョン・ウェインは事ある毎に衝突していたのも有名な話。
ピーター・ボグダノヴィッチ「ラスト・ショー」はこの映画へのオマージュですね。