ドイツ語の授業で少しだけ見たことのあった作品。ロマンチック映画の巨匠とも言えるビフォア〜シリーズ。レストランの電話ごっこのシーンで気になっていた。
列車で出会った2人の男女が一晩中喋り通す
距離を縮めるためにはおそらくデートの回数を重ねてからっていう私の固定概念を壊してきた。2人ともものすごく語るし喋る。オープンな雰囲気がとても見ていて楽しかった。
好きなシーン
路頭に迷う詩人作家が2人の選んだ言葉を使って詩を作る場面。
白日夢の妄想 長すぎるまつげ
その美しい顔 グラスに涙を注ぎ
その大きな瞳で 僕の心を読んで
君は甘いケーキ ミルクセーキ
僕は迷える天使 幻想の虜
僕の本当の思いを知っておくれ
僕は何処から来て 何処へ行くのか
漂う人生 川面の枝のように
流れのまま浮いてゆく
僕は君を 君は僕を導く
それが僕の望み
君はまだ僕をわかっていないのかい？
