ヨーロッパ周遊の列車で偶然出会った二人がウィーンで1日だけ共に過ごす物語。
めちゃめちゃ好きな映画になりました。
なにがよかったかって一番は、セリフひとつひとつ。ほとんどが二人の会話で成り立つ映画なんだけど、ほんとにどの会話をとっても全部記憶したいくらいパーフェクトだった。
とにかく人間味溢れる映画。ロマンチックなんだけど、現実は自分の人生や未来に不安や葛藤があり、もがき、もどかしさを感じる二人会話が芯まで伝わってくる。
たくさんいいセリフがあったけど、出会いの列車のシーンで心をガシッと掴まれた。
ウィーンで降りる予定の男と、そのまま乗ってフランスまで帰る予定の女の子。
女の子に一緒にウィーンで降りよう。と今言わなかったら一生後悔する。と思った男が一緒に降りてもらうために言った例え話が素敵すぎて、、、笑
イーサンホークにこんなこと言われたらかっこよすぎて誰でも降りますよ。
↓↓迷ってる彼女に対してのセリフ↓↓
こういうふうに考えて。
今から10年後か20年後、君は結婚している。結婚生活はかつての情熱を失った。
君は夫のせいにし、昔出会った男たちのことを思う。その中の誰かを選んでたら、、と。
例えば僕だよ。
これは未来から現在へのタイムトラベル。若い頃失ったかもしれない何かを探す旅。君は「何も失っていない自分」を発見。僕はやっぱり退屈な男だった。君は結局その夫に満足する。(それでいいじゃない、だから一緒にウィーンで降りよう)
いやこれ文章にすると伝わらなかった(´；ω；`)笑
見たら分かるかっこよさ！！笑
あとは故郷の友人へ電話をかけるフリをお互いでするシーンも素敵すぎ笑
とにかく全てのシーンが胸を刺激する。
いやーいい映画観れた。
