らんでぃ

レッド・サンのらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・サン(1971年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

1870年、日米修好の任務を命じられた黒田がワシントンへ向かう道中強盗に襲われ奪われてしまった宝刀を取り戻すべく、仲間に裏切られた強盗団のリンクと共にボスのフランス人ゴーシュを探す話。
三船敏郎、チャールズブロンソン、アランドロンの共演。いったいなんなんだこのとんでも設定は。西部劇に侍が参戦とかワクワクするに決まってる。この設定だけで100点あげちゃいたいぐらいだね。しかも上記の通り主演が豪華だこと。こういう本気の悪ふざけ嫌いじゃないぜ。まぁ作ってる人達はいたって真面目にやってるんだろうけど。ストーリーも思っていたよりもずっと真面目だった。物語に少しフックは足りないが、荒くれ者のリンクが少しずつ武士道を理解していく過程は面白く、侍へのリスペクトをちゃんと感じるのは嬉しいところ。対なる者同士の旅路はどうしてこんなにワクワクするのでしょう。侍とガンマンが同じ画面で馬に乗っているのはもうそれだけで名シーンになり得る。一般的な評価はあまり高くない映画かもしれないけど、このチャレンジ精神は大好きだなぁ。もっとたくさんの人に愛されてもいい映画だと思う。
らんでぃ

らんでぃ