“タナトス”=“攻撃や自己破壊に傾向する死の欲動”(目がイっちゃってる)徳山秀典主演のヤンキーボクシング映画。ヒロイン可愛いなぁと思ったら平愛梨じゃん!触られることを極端に恐れる喧嘩屋が、ボクサーを目指す青年に惨敗し、そこからボクサーとして這い上がる。疑似父親役となるメガトン山本を演じた渋川さん、一人だけ演技力突出していて流石。触られることへの恐怖や暴力に傾倒する根底にあるDVや愛の欠如となるシーンは淡い光で表現される。彼がボクシングをするきっかけとなったもう一人のボクサーの存在が、これまた親友/ライバルとしていいキャラしてる。ちょいちょいキャストが豪華だったり。ヒロインの存在感はちょっとかわいそう。