yukiさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(4039)
ドラマ(238)

天気の子(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大人/嘘/建前/社会といった、自分を取り巻く環境から抜け出し、孤独であれど純粋な幸せを掴みたいと願う。そんなライ麦畑~的な若者の反抗を、「天気を操る」神事の代行者かのような役割を持つ少女との邂逅で描く>>続きを読む

心の旅路(1942年製作の映画)

3.8

マーヴィン・ルロイ意外にも初だった。第一次世界大戦中、戦場で受けた砲撃のショックにより記憶を失い療養所(精神病院)で過ごしていた男性が、終戦と共に飛び出した外の世界でポーラという陽気で親切な女性に出会>>続きを読む

コレヒドール戦記(1945年製作の映画)

2.9

Prime Videoでデジタル化版を鑑賞。駆逐艦などの花形部署と比べて軽視されている海軍の魚雷艇の船員たちと太平洋戦争を描いたジョン・フォードの戦争&軍隊生活映画。日本兵の存在は台詞では何度も登場す>>続きを読む

タグ(2018年製作の映画)

2.9

大人になっても年に一回一か月かけてで鬼ごっこをしている幼馴染の男たち。一度も鬼になったことがない最強のジェリーにタッチするために、彼の結婚式に乗り込むことを計画する。結婚式を起点としたハング・オーバー>>続きを読む

ジャッキー・チェンの醒拳(1983年製作の映画)

2.4

脈略はなんでもよくて、とりあえずアクションしまくりのコメディ映画。チンピラ相手に金を賭けて戦うシーンが面白い。ジジイ2人が二人羽織で襲ってくる恐怖。

わたしたちの宣戦布告(2011年製作の映画)

3.2

ロミオとジュリエットで子供がアダム。そういう感じの映画でもないのに、出産直前シーンで唐突なヴァギナアップにビビった。テーマは至って真面目な親の葛藤にも拘らず、不安を表すシーンで必要以上にドラッギーな音>>続きを読む

マダムブラック(2015年製作の映画)

2.0

小さな女の子の飼い猫をひき殺した男が、アリバイ作りのために猫から届いたポストカードを偽造する。猫の死体を綺麗に洗って洗濯物と一緒に干し、冷蔵庫に保管する悪趣味の極み。男の必死に考えた贖罪だが、猫好きが>>続きを読む

フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

2.8

イ・チャンドン製作。治験に参加したら顔だけ魚の魚人にされてしまった青年パク・グが元の姿に戻るために奔走する姿と製薬会社との裁判についてのドキュメンタリー映画を撮影する記者の主人公。徐々に魚化が進行して>>続きを読む

トロフィー(2017年製作の映画)

3.9

角を狙う密猟者によって絶滅の危機に瀕しているサイを中心として、種の存続のために"狩りを推進"する活動する人々を映したドキュメンタリー映画。
狩りと動物愛護の両立、という難しいテーマを扱っている。一見矛
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サーカス象タイクの悲劇(2015年製作の映画)

3.5

暴走したサーカス象がステージ上で暴れ出し、人を薙ぎ払いながら街へ飛び出し多くの死傷者を出した事件についての報道・証言を集めたドキュメンタリー映画。器用ながら気性の粗いタイクだが、その経緯を調査するにつ>>続きを読む

目標株価ゼロ(2016年製作の映画)

3.4

世界一のねずみ講組織ハーバライフ。その反社会的な側面に目を付けてから売りを仕掛けるビル・アックマンの大資本家同士の株式市場での対決と、被害者たちによる集団訴訟を捉えたドキュメンタリー映画。アックマンが>>続きを読む

ザ・ヴェッセル(2016年製作の映画)

4.0

かつて46人もの子供たちが津波で亡くなった街。愛されなかったほうの息子であるレオ。子供を作ることを恐れ、常日頃から喪服を着て"客観的な不幸らしさ"を重要視する街の女性らと、息子を一人失いながらもピンク>>続きを読む

マレーナ(2000年製作の映画)

2.5

WWⅡ時のシチリア島を舞台に、性犯罪者予備軍の少年がナイスバディなモニカ・ベルッチに憧れを抱くイタリア映画。美しく、夫が徴兵されて独りでいるからというだけで注目の的になり、娼婦扱いされて身勝手な理想や>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

3.5

トーキングヘッズ、例にもれず全く詳しくないけれど音楽はとっても聴き心地が良かった。映画だけれどパフォーマンスがすべて。ジョナサン・デミ監督。

おいら女蛮(スケバン)(2006年製作の映画)

3.5

80年代ピンク映画風のタイトルバックとスタッフロールで開幕する井口昇監督・永井豪原作のスケバン映画。女装してセーラー服を着て女子高に入学することになった男の、逆イケパラ的なハーレム。恥じらい方を学ぶ">>続きを読む

ピンクリボン(2004年製作の映画)

3.8

ピンク映画の歴史と魅力を関係者が語りまくるドキュメンタリー映画。黒沢清や高橋伴明、井筒和幸などの商業映画の一線で活躍する監督から、渡辺護、若松孝二、女池充などピンク映画専門の監督として名を馳せた監督な>>続きを読む

新宿アウトロー(1994年製作の映画)

3.4

三池孝史のVシネ。鉄砲玉として敵組の頭を殺した引き換えに植物人間となった渡辺裕之が、ある日、病院で目を覚ます。10年間のブランクを感じさせないキレっぷりで、香港マフィアだのとやり合う。177に運勢を託>>続きを読む

赤いアモーレ(2004年製作の映画)

2.5

バイク転倒事故に遭い重症の娘が、自分の勤める病院に運び込まれ呆然とする父親は、かつて妻の他に愛した"イタリア"という名前の女性のことを回想する。自分が死にかけている時にそんなことを思い出されるなんて、>>続きを読む

ザ・メイヤー 特別市民(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

市長選挙の筆頭公報であり現職のチェ・ミンシクの選対本部広報に抜擢されたシム・ウンギョンが、民衆の心理を操る手伝いをする。愚かな民衆を操ることが出来るかどうかは、実態ではなく印象によって決する。騙し合い>>続きを読む

エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人道的で多くの人を救うことをモットーとしている外科医が囚われる、飛行機で見る夢から繰り返される悲劇のタイムリープ。何度繰り返しても交通事故から娘を守ることが出来ない…!
タイムリープお決まりの反復と変
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プリピャチ(1999年製作の映画)

-

『人類遺産』以外で初のニコラウス・ゲイハルター作品。チェルノブイリ原発事故についてのドキュメンタリー映画だ。"プリピャチ"とは、原発の横に流れている、かつては美しい自然に囲まれていた川の名前だそう。荒>>続きを読む

トールマン(2012年製作の映画)

3.0

ある日忽然と子供が姿を消す不可解な事件が多発している地区で、ある母子の悲劇を描くホラー映画…と思って鑑賞。子供が誘拐するという"トールマン"に怯えながら暮らしている人々のニュース映像からのアバンがリア>>続きを読む

ミラクルツインズ(2011年製作の映画)

3.8

遺伝的疾患であるCFに双子揃って罹患した2人の日系アメリカ人女性イサとアナの戦いを描いたドキュメンタリー映画。CFとは両親から受け継いだ遺伝子の変異によって起こる病気で、肺に粘液がたまってしまう。幼い>>続きを読む

スペイン一家監禁事件(2010年製作の映画)

3.1

広い家に引っ越してきた家族。家の中を練り歩く長回し。母の電話する後ろで父が娘を甘やかしていたり、父が金庫を操作するところを引っ越し会社のスタッフがチラ見していたり。押し入り強盗映画と言えば「ブレイクア>>続きを読む

ネイキッド(1993年製作の映画)

3.4

女性をレイプしたのち夜の街を駆ける男。かつての女の元に転がり込んでは、同居人の女性と出会った日にセックスをする。落ち着きなく家の中をウロウロ歩き回る。世紀末論・黙示録に感化され、世界の終わりを信じる男>>続きを読む

ボン・ヴォヤージュ(2016年製作の映画)

3.5

休暇中にヨットの旅に出た老年夫婦がリビアの難破船に遭遇する。究極に矮小化させるとすれば、せっかくのバカンスが台無しになって不憫な男女の物語。
パンパンになるほどの人間が乗って海を漂い助けを求めているボ
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

4.0

相変わらずスケールがどでかく美しく雄大な、パトリシオ・グスマンのドキュメンタリー。星、雨、吹雪など、画面中に散在する点状のものを美しく捉えるショットが印象的だ。チリに住んでいる、もともと海洋民族である>>続きを読む

宵闇のリューゲ(2017年製作の映画)

1.5

出版社に勤めるヒロインが、イケメンの先輩から誘われ、記事のネタのために不思議なバーの下見に行く。キャストが全員素人レベルでちょっと入り込みづらい。カメラも違和感ある。話してばっかりなのに会話が壊滅的に>>続きを読む

段また段を成して(2016年製作の映画)

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全日本ろうあ連盟創立70周年記念で制作されたドキュメンタリー映画。ろうあ連盟の創立と歩んできた道のりを40分でまとめた、実に記念映画らしい映画。改正前民法11条や道交法88条等、抗議によって変えていっ>>続きを読む

(2007年製作の映画)

1.9

グザヴィエ・ドラン出演の短編映画。無駄にキャラクターが多く雑多で観づらい。水に飛び込むドランの泳ぎ以外に見所無し。

マッチのような恋(2014年製作の映画)

2.0

ベネズエラの短編。セバスチャンとカロリーネの関係の最初と最後。嫉妬深いセバスチャンは転職した彼女の浮気に必要以上に怯え、関係がこじれていく。最初と最後だけじゃなくて途中経過も大事だよって、話も信頼関係>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.8

デンマークのサスペンスシリーズ2作目。監督のミケル・ノガールも続投している。カールの元に再捜査を求めて訪れてきた翌日に手首を切って死んだ元警部の事件の追う。車の中での一言から分かるように、カールとアサ>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.4

デンマーク映画は大好きながら有名なサスペンスシリーズを観ていないのは不味いだろうということで鑑賞。仕事でミスを犯し同僚を殉職させる取り返しのつかない過去を背負った元刑事課の敏腕刑事カールが、「相棒」で>>続きを読む

ウェールズの山(1995年製作の映画)

3.7

ヒュー・グラント主演の"山"映画。同じ苗字の多いウェールズでは、名前と職業をくっつけた呼び名で呼び合っていたが、その中でも特に長い名前である"丘を上って山を下りた男" が付けられていた男の話。山を誇り>>続きを読む

美少女戦士セーラームーンSuperS外伝 スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋(1995年製作の映画)

3.5

セータームーン映画でこれだけ抜けてたので今更鑑賞。ラブレターをもらっても浮かれず勉学に励む亜美ちゃん。会ったことのない模試満点のライバル、メルクリウスに密かに憧れを抱く。ぐうかわ。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.5

『リアリティのダンス』の続編にあたる作品で、ホドロフスキーの青年時代をベースに描いている。前作同様に美術のこだわりが至る所まで行き届いている。ホドロフスキーが詩に傾倒するストーリーもあってより前衛的で>>続きを読む

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