ふたごべや

カイロの紫のバラのふたごべやのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
4.0
そうか、トムをストーリーに戻すための演技だったのか。現実こそ虚構だったのか。不景気だったり旦那のDVだったり、とても苦しい状況のなか、素敵な男性2人から結婚を求められるなんて、この作品もやっぱり映画だなぁと思って観ていたらあっけなく裏切ったな。現実の厳しさもちゃんと映していて面白かった。
夢見がちだったり、自立できなかったりで主人公にはむむむと思わされるけど、嬉しいときも、苦しいときも、映画があって良かったと思うのは一緒だ。
あと、トムが抜けたあとのキャストたちのグダグダ感が楽しい。
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