カイロの紫のバラの作品情報・感想・評価

「カイロの紫のバラ」に投稿された感想・評価

映画の中から、憧れの人が出てきた。うーん、こんな経験を映画オタクなら一度はしたい。

映画のキャラクターがスクリーンから出たり入ったり。現実世界で散歩したり。夢のような生活をしばらく過ごすが、最後のおいてけぼりは見ていられないほど悲惨だった…

夢は夢で終わるのね。ちくしょう、ウディ・アレンめ。
parkoldies

parkoldiesの感想・評価

4.1
ウディ・アレンらしからぬ作品。
でもおしゃれで所々にウディ・アレン哲学が生きてる。
ラストの「夢には惹かれても現実を選ぶしかないの」という台詞はまさにアレンのメッセージ。
あるアプリに登録してなかったら絶対に出会わなかったであろう作品です。あるユーザーの方にウディ・アレン監督の素晴らしさを教えて戴き、最近は監督の作品を中心に鑑賞してるからこそです。いつも通りに恋愛論が語らていつも通りのエンディングと思いきや、本作は違いました。ウディ・アレン監督の映画愛を伝えた大傑作でしたね☆映画ファンにとっても夢のあるストーリーです。もしもスクリーンの中の人が現実世界に現れたら…?このファンタジーを、美しく、お得意の皮肉も込めて描いています。この着眼点こそが本作の肝です!映画に魅せられた人々が夢見ながらも、はずかしくて他人には話せない事を映像で体現させてくれるわけです。大まかなようでとても繊細で唸るしかないですね☆今まで鑑賞してなかった映画ファンとしての自分に「今までもったいないことしたな。」と言ってやりたい気持ちになりました。
sonozy

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4.5
1985年、ウディ・アレン脚本・監督。
英国アカデミー賞とセザール賞で最優秀外国映画賞を受賞。

この作品も、ウディ・アレンの「映画愛」詰まってますね〜。
面白いストーリーですね〜。
映画大好き妄想女子役のミア・ファローがいいですね〜。

1930年代のニュージャージー州。
セシリア(ミア・ファロー)はウェイトレスをして、失業中で友人と遊び呆けDV気味の夫モンク(ダニー・アイエロ)と暮らしている。

そんな生活から逃げるようにセシリアは映画館に通い上映中の『カイロの紫のバラ』に夢中で、もう5回も観ていた。
すると、映画の中のトム(ジェフ・ダニエルズ)がセシリアに惹かれ、白黒のスクリーンから現実に飛び出してきてしまう!
映画の中の共演者は困ったモードだし、映画会社の方々は早くスクリーンに戻せ!とトムを演じたギルに命じるし。。

そして、夢の世界のトムと現実のギル本人とセシリアの三角関係が・・・

『トップ・ハット』のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのダンスシーン「チーク・トゥ・チーク♪」も登場。

ウディ・アレンの好きな作品がまた一つ増えました。
greatman

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4.5
一言で言うと「幸せな現実逃避」
[あらすじ]
古き良き30年代、熱心に映画館に通いつめるウェイトレスに、ある日スクリーンの中から映画の主人公が語りかけてきた。銀幕を飛び出し、現実世界へ降り立ったその主人公は、ウェイトレスを連れて劇場を後にする。大慌ての興行者たちをよそに、2人の仲は進展していく。そして、主人公を演じた本物のスターが現れた事によって事態はますます混乱を極めていく...。

素敵なお話でした〜!!
今まで観てきたウディ・アレンの作品の中でも、らしくないっちゃぁらしくない作品でしたけど、まぁこれはこれで良い作品だったんで良かったです😀
映画の登場人物が銀幕を飛び出して女性に恋するだなんてね〜...こんなロマンチックな物語を作るウディ・アレンは本当に天才だと思う。
それに他の登場人物が画面上でウダウダ喋ってるところはメッチャ笑った😄www
それにミア・ファローもかわいいし、82分と非常に観やすいし、何から何まで良いんだけどね...ラストがちょっといただけない😫
いや〜あれは可愛そうだよ!!もうちょい救いがあっても良かったんじゃないの!?
でもラストの『トップハット』を観てる彼女の顔からしたらこれはこれでハッピーエンドかもしれませんね...
結局”夢は夢のままに”ってことでしょうか...そう思うと少し残酷です😢
ものすごく素敵でちょっぴり残酷な夢のある映画でした。
RISA

RISAの感想・評価

3.5
これも授業で。
人間味溢れるセシリアとギル、反して虚構に生きるトム。私も映画の世界に行ってみたい
C

Cの感想・評価

4.0
トップハットを観てから知って、どうしても観てみたいと思っててやっと観れた。めちゃくちゃロマンチックで夢があるけど、ちゃんと現実に戻してくれる。トムが抜け出した後のスクリーンの中の人達の自由っ振りが好きだなあ
ウディ・アレン作品とはなかなかソリが合わなかったけど、これはよかった。
漢字で例えるなら『儚』みたいな映画。
スクリーンから登場人物が出てくる話。
突然すぎて心底びっくりした。
30年代という不景気の時代がちょうどいい。
映画の中の人物が本物の人物を見守るという逆転が面白かった。
映画は映画の中だけで、非現実的なロマンスを楽しむのが一番♪
でも現実にも夢見たセシリアの気持ちは、儚くも正直で真っ直ぐで悪くない。
今夜ロマンス劇場でも観てみたい。
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