「今夜、ロマンス劇場で」のオマージュ作品ということで観賞
もっとメロドラマな展開かと思ったけれど、最後は現実に引き戻して夢の余韻に浸る、しっかりウッディアレンの映画だった
ミッドナイトインパリは…
ラストで映画という夢の世界と厳しい現実世界との境界線を冷たくはっきりと示していて良かった。現実逃避のように虚構を楽しむ主人公に現実を突きつける。
このようなスクリーンから映画のキャラが飛び出す作品は…
劇中劇の第4の壁を破ってスクリーンから出てきた相手と、『ローマの休日』さながらに、主演のミア・ファローが恋をするロマンティック・コメディと言えばそうなるだろうと思う。映画を愛するということの素敵さや…
>>続きを読む映画が与えてくれる“淡い夢”、それは現実にはなり得ないということを、悲しくも美しく描き出した作品。
主人公のピュアで可愛かっただけに、彼女が俳優たちの思惑に振り回されてしまう姿が、いっそう切なく感じ…
不況下の1930年代、映画好きのセシリア(ミア・ファロー)は亭主に虐待され浮気され、仕事もクビになる。映画館で何度も「カイロの紫のバラ」を観ていると、登場人物のトム(ジェフ・ダニエルズ)がスクリーン…
>>続きを読む大好きな映画の中から、推しの役が飛び出して…って、女性向けの深夜ドラマとかでありそうな設定だけど、
演じたリアルの俳優は別に存在して、
映画から逃げ出した役を説得しに追いかけるって斬新。
ウディ・…