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ダークナイト ライジングのSYUのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
5.0
2021/09/20
2021年85本目(再鑑賞)
監督 クリストファー・ノーラン
クリスチャン・ベイル
トム・ハーディ
アン・ハサウェイ
マリオン・コティヤール
ジョセフ・ゴードン=レヴィット

【奈落からの脱出】

ジョーカーの事件によって多くのものを失い、心身ともに傷ついたブルース・ウェイン/バットマン。
隠匿生活を送る彼の前に現れた、ゴッサムを破滅に追いやろうとする最強の敵"ベイン"によって、最大の危機に陥っていくバットマン最後の闘いを描くノーラン監督による3部作最終章。

シルバーウィーク「ダークナイト」一気見3本目。

劇場公開時以来の鑑賞でしたが、改めて見るとやはりこれも素晴らしい作品でした。

冒頭の飛行機襲撃シーンの迫力、そしてベインという悪役の不気味さを一気に見る者に植え付ける。

他にもアルフレッド、フォックス等お馴染みのキャラに加え、キャットウーマン、ロビンの登場がファンにとっては嬉しい限り、今回3作連続で見て初めて気付きましたが、K・マーフィー演じるスケアクロウも全作品に出演しているんですね。

圧倒的な強さを持つベインによって、精神的にも肉体的にも打ちのめされていくブルース、ベインとの初対決シーンは思わず目を覆いたくなる、更にはあのアメフト会場から始まるシーンがやはり秀逸です。

終盤の二転三転する展開、ゴードンを始めとする警官達の決死の闘い、迫力満点のアクションとバットマンが最後に下す決断に震える。
かなり長い作品ではありますが見せ場が満載で全く飽きさせない、最終作に相応しい作品。
2012年劇場鑑賞作品BESTの一本、

シルバーウィーク3日間、寝転がりながらプロジェクター鑑賞し、家族に冷たい目で見られましたが久しぶりに楽しい時間を過ごせました。

"ヒーローは、どこにでもいる"

初鑑賞日2012年8月4日 劇場にて
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