すとんこ

ダークナイト ライジングのすとんこのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
4.0
身も心も衰弱して引退していたバットマンが、8年間の時を経てゴッサムシティの危機を救うために復帰するって話☆

ベイン(=トム・ハーディ)率いる″闇の同盟″が亡きラーズ・アル・グールの意志を継ぎ、ゴッサムシティ壊滅計画を実行します。
ゴッサム市警の警官の大多数を地下に幽閉し、貧困層の不満市民を扇動して裕福な支配層への攻撃を促し、ウェイン財団が秘匿してきた核融合炉を中性子爆弾に改造するなど、着実に計画を遂行していきます。

更にベインは、バットマンの背骨をタイマン勝負でぶち折ることに成功!バットマンを″奈落″と呼ばれる地下牢送りにします。

このバットマン、ゴッサムシティ最大の危機にどう立ち向かうのか!?
ここからが見所なんですけど、所々「えっ!?」なポイントも散見されます(あれだけズダボロだったバットマンが背中へのワンパン一発で快方に向かうとは、完全武装の暴徒に対して貧弱すぎる装備の警官隊が互角の勝負、ベイン戦round2弱すぎん?あのキノコ雲見てよかったよかったはナシでしょ?など)。

しかし、富裕層や特権階級に対する抑圧された市民の怒りが爆発する描写は理屈抜きでブチ上がりますし(「ジョーカー」にも通ずるものがあります♪)、窮地に立たされたヒーローが再びライジングするのは単純に痺れます!

「敵かな?味方かな?」な存在のキャットウーマン(=アン・ハサウェイ)もイイ!

色々賛否あると思いますが、わたくし的には全然アリな一本(* ̄ー ̄)☆



○キャスト○
ブルース・ウェイン/バットマン:クリスチャン・ベール
アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
ジェームズ・″ジム″・ゴードン刑事:ゲイリー・オールドマン
ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン
セリーナ・カイル/キャットウーマン:アン・ハサウェイ
ベイン:トム・ハーディ
ミランダ・テイト/タリア・アル・グール:マリオン・コティヤール
ジョン・ブレイク:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ピーター・フォーリー副本部長:マシュー・モディーン
レオニード・パヴェル博士:アロン・アブトゥブール
ジョン・ダゲット:ベン・メンデルソーン
フィリップ・ストライバー:バーン・ゴーマン
アンソニー・ガルシア市長:ネスター・カーボネル
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