プライベートではパートナーになった、カート・ラッセルとゴールディ・ホーンのラブコメディ作品。いかにも80年代なコメディ。〇〇に見えて、実は××だった、みたいな「意外性」のある展開をちょっと入れるところ、諦めたと思いきやラストに…、ラストで無茶をする、みたいな展開も含めて、まあベタといえばベタなんだけど、ベタでいいものを作る、という点はしっかりコンプリートしている、80年代映画のお手本のような映画。
カート・ラッセルが雑で野蛮に見えて、意外と落ち着いているが、でもやっぱり根は子供っぽい部分があるというバランスがみてて、不快にならず気持ちいい。
これをもっとヒューマンドラマにすると「心の旅」みたいな感じになるのかな。なんか他にもあったような、記憶喪失になったらいい人になったみたいな話。
ゴールディ・ホーンがいいのは最初は記憶喪失になってもその最悪な性格を引きずっているところ。「心の旅」とはちょっと違うかもここ。(別に「心の旅」を批判しているわけではないです)