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誘惑のアフロディーテのPowのレビュー・感想・評価

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)
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結婚生活も年を重ねマリアッジブルーな時期に突入し、ぎくしゃくし始めた夫婦。

停滞や不満、そして疑心などに苛まれることもあろう。
そして愛情の関係の裏には知らないでよしなこともあろう。

だがそれでいいじゃないか。
そこが心温まる場所ならば、救い見出してくれるのもまた愛だ、ということで、コメディ要素が強いながらもほんのりと大人にはどこか響くものがストーリーの結末と共にあるのかも。その形は様々であるが。これでいいのさ、スマイル!とやら。深追いは迷宮。

現在、個人の経験値的に不足があり、あと10年経ったらまた見てみたいと思う。その時の自分はどう感じるだろうな、この映画を。という感想。

ウディアレン演じる男としての意気地の無さや弱さみたいなものは、わかり得る所もあった。

しかし、あえて「見ないでいること」というのもまた前向きに生きていく強さなのだろう。
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