Sakura

誘惑のアフロディーテのSakuraのレビュー・感想・評価

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)
3.5
ウディアレンのセンス、やっぱり好き。
こんなに早口で嘘つきで、
久しぶりにしようと思ったら場所が分からないとか言って中断するような人を恋人にはしたくないけど、傍観する分には別。
ユーモアセンスが抜群。
やっぱり頭が良い。

養子とレンタカーを同じように扱いながらも、実際に家に迎えると超絶に可愛がっちゃう。トラックでクリスマスプレゼント運んでくるサンタがどこにいるんだ?
親バカだ。笑

子どもの名前を決めるシーン。
ウディアレンがこれしかないと言った名前をあっさりスルーして、マックスと言い出し、それに賛同しちゃったり。

ギリシャ神話の人が、反対しながらも、
アドレスをメモしようとする彼のためにメモを押さえちゃったり。

彼女のカーディガンのリボンを引っ張って脱がせるシーン。
「実に科学的だな」
なんだって?笑
これだからこの人は。
普通はこんなシーン見せられたらムラッと来ちゃうのに全然来ない。
ちゃんとコメディ映画に収めてるのがすごい。

タマネギ栽培?
またまた、ピンポイントに攻めてきたな。笑

潮吹きサラダ?
なんでそれで誤魔化せんだよ。笑笑

結局理想の男性はヘリコプターで登場。
割と現実的な関係性が多いなと思って観てたけど、やっぱり彼の作品には「理想」が必要だ。

最後はスキンヘッドのおじさんもちゃっかり登場させちゃって。
めちゃめちゃ楽しそうだったな。
可愛い。

あと、普通におしゃれ。

今日は疲れが溜まっててほとんど寝て過ごしたけど、この映画のおかげでいい日になった。
Sakura

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