『会いたい』と相手をまっすぐに想う気持ちに、胸を打たれる映画。
まっすぐな線に見えることも、実は毎回点を打ち続けることでできていて、振り絞った勇気や諦めない気持ちが関係を紡いでいるのだと感じた。
突き放されても、相手の気持ちが見えなくても、たとえ死んでしまうとしても、自分の気持ちにまっすぐになる。
いつだって、どうしても大切でかけがえのないあなたに「会いたい」に勝る気持ちはない。
観ていて何度も涙が止まらなくなるけれど、決して悲しいからではない。
「悲しさ」「寂しさ」のような単純な命題ではなく、それすらも、貴方の隣にいる幸せが運ぶものなのだと気づかせてくれる。
最後の、澪の日記を読むシーンがよかった。