ナイトリッチ

夢二のナイトリッチのレビュー・感想・評価

夢二(1991年製作の映画)
4.0
★竹久夢二のぶっ飛び人妻恋愛生活。

◯いやこのサイケデリックな感じ!たまらん。全シーン完璧に美しくて、色と建築とファッションと装飾が贅沢で、目がずっと嬉しい

◯沢田研二、声を張った時やっぱり良い声の出し方するよねえ

◯廃墟で営める神経ってすごいよね

◯「手が大きい、百姓が似合う」

◯絵が上手いなおい

◯沢田研二の鼻歌が最高

◯鏡の使い方が凄まじく上手い

◯首刈り殺人鬼のビジュアルがベリグーすぎる

◯竹久夢二の絵そのものな女優さんを連れてくるもんだからもう

◯別の絵描きの専属モデルをしていた女性に「君はあの男の色に染まっているから僕のモデルは務まらないだろう」って言う竹久夢二のシーン、なるほどねとなった

◯度々発狂する沢田研二にビクッとなる

◯常に薄気味悪い

◯現実か妄想かわからなくなる

◯鈴木清順のこのシリーズ、落とし所がいつだって悪夢だから良い

◯『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』に並ぶ大正ロマン三部作の一つ。この手の“娯楽映画というより芸術映画で、世界観を楽しむ映画”って、どこかで飽きてきちゃうんだけど、あまりにも延々と美しいので画面から目を離せない。鈴木清順はすごい