大正浪漫三部作の最後
二作目からは10年ほど経っての作品
前二作以上に色がモチーフとして何度も何度も繰り返される。10年経て少しテイストは変わったものの、掴みどころのない雰囲気は変わっていなくて良…
今年の夏に京都で竹久夢二展があるらしい。竹久夢二絶対知らんけど行きたいなぁと思ってて、調べたら映画あったので!
夢二をジュリーが。ジュリーって俳優もしてたんだね。バラくわえたり投げたりしながら歌って…
これも観て満足して、投稿するの忘れた。
前二作が陽炎の様に曖昧な映像を通して物語を魅せていくのに対し、
今作では「大正浪漫三部作」という巨大で摩訶不思議な夢がトロトロと溶けていき、夢から覚めていく…
鈴木清順監督三部作。
「関東無宿」でのホライゾンの赤の切り取り方にも通じる血なまぐさい「赤」の魅力。鈴木清順の色の演出は心情的なものと異質的なものとの対立が色濃く出ていて、特にこの「夢二」では?夢と…
かつて映画は、都市文化や社会学といったサブカルチャー、広告媒体と非常に近い位置にあって、それにぴあやセゾングループやテアトルも乗っかって、それまでの撮影所映画とは違う「アート的」な映画が濫作されてい…
>>続きを読む竹久夢二とその女たちをモチーフに物語を紡いでいるが、あまり史実味はなさそう。
カラフルな色彩や、湖に代表される趣豊かな実景、美術/衣装、そして撮影/編集が作品全体を牽引していく映画。
その流れをスム…