鬼才鈴木清順による大正浪漫三部作の3作目。
確かに『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』と比べるとインパクトは薄いかもしれない。ただ前2作と違いオカルト要素は少なく、官能的で等身大な男としての竹久夢二と…
沢田研二が、恋人の下に向かう途中で別の女性に一目惚れして、その女性は事故に遭った夫の帰りを待ってるとの事だったので、死んでてくれないかな〜という映画。
いわゆる大正浪漫三部作の3作目。前2作同様、…
濃密で鮮やかな映像と美意識、しかし軽快なタッチで展開する物語はとっつき易い…はずだったが終盤で何も分からなくなる。思わず身を乗り出して画面に釘付けになるような、数々の美しい瞬間に身を委ねるだけ。雨の…
>>続きを読む映画 夢二(1991)日本/128分
監督 鈴木清順
脚本 田中陽造
主演 沢田研二 毬谷友子
浪漫三部作3作目。
駆け落ちをした画家は約束の地で恋人を待つが中々現れず、妻と妻の愛人を殺した殺人…
駆け落ちのため金沢へ来た夢二は湖で出会った未亡人に惹かれるが実は未亡人の夫は生きていた
三角四角五角と関係が星座のように複雑になって行く
冒頭の決して顔を見せない女性と彼女を追う夢二の姿でもうこの…
ショットはバラバラだし人物たちの(視線の)コミュニケーションも成立してないし、これを映画といっていいのか分からない。(当然これも映画なのだけれど)
日活アクションや溝口的なショットさえ撮っていた作家…
『浪漫三部作』の最終作
鈴木清順の映画は演出が破茶滅茶だからか肝心のストーリーが分かりにくくて集中力が切れるから、あらすじを軽く頭に入れた後に観たら信じられないくらい良かった
前2作も同じ感じで見直…