ワン

刑事物語4 くろしおの詩のワンのレビュー・感想・評価

刑事物語4 くろしおの詩(1985年製作の映画)
3.0
高知中央署の刑事 片山元(武田鉄矢)は列車による犯人の護送中、腹痛で苦しむ妊婦の女性 桃子(あいはら友子)に気をとられ犯人を取り逃がしてしまう。署長の植田(植木等)にクビを宣告された片山は、職安で暴力団が経営するキャバレーの従業員の仕事を紹介される。気が進まない片山だったが実はこれはおとり捜査のために署長のが仕組んだことだった。


片山の冴えない部分がほぼ全面に押し出されている。ヒロインが本筋の事件に全く絡まないし、おとり捜査なのに緊張感があまりなかった。1度で充分と言いつつ植木等の2度にわたる女装。父親の顔を知らない片山が桃子の産まれてくる子供のために父親になろうと奮闘する姿は良かった。
ワン

ワン