「ツラさ」「切なさ」にあふれるこの映画。
大人でありながら、6才程度の知能しかない知的障害者であるチャーリイの物語。
やっぱりこの設定だとアイアムサムの感動には及ばないし、演技もショーン・ペンの方が良かったと思います。
題名の有名さからもっともっと名作であると勝手に期待し過ぎたのかな?
少し物足りなかったです。
でも小説はもっと面白そう!
以下ネタバレあり。
知能の低さから友達の話を理解できない自分が嫌になり、IQが高くなる臨床試験の被験者になることを望んだ彼が
手術が成功し、超天才になったことによって友達との間に知能に差ができてしまい、結局話がわからない。
以前は笑えたことでも今ではしょうもなく感じて笑えなくなったり、様々なことを犠牲にして得たその知能も失っていくと気づいてからの「切なさ」など、目を背けたくなるほど残酷で物凄いです。
シナリオはとても面白いけど、少し違和感を覚える演出が多かった様に思えます。その辺は残念でした。