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ファントマの逆襲のoのレビュー・感想・評価

ファントマの逆襲(1913年製作の映画)
3.2
シリーズ3作目。
前作の終わりの事件によってジューヴ警部は行方不明になりファンドール記者は重傷を負い、その一方で怪盗ファントマは自身の変装や一般市民に紛れた手下を駆使してさらに犯罪を重ねていく話。

警察は窃盗と殺人の犯行現場で指紋捜査を行ったが、犯人の指紋は間違いなく死んだはずの人間の指紋と一致してしまった(この映画の原題は「殺人する死人」)。このトリックが猟奇的で恐ろしい。
株価の不当操作で利益を得る計画もあり、ファントマの犯罪は巧妙で現代的。

1作目からの主要キャラクターなのに謎めいたままだったベルサム夫人について、「ファントマの愛人にして共犯者、そして被害者」という分かりやすい説明がある。
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