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ラリー・フリントのTOPGUNのレビュー・感想・評価

ラリー・フリント(1996年製作の映画)
3.0
ラリーフリントの波乱万丈な人生が描かれていて伝記として厚みのある内容で、飽きずに観ることができましたが、何回も懲役刑にされてすぐに出てくるところとか、後半の裁判答弁の暴れっぷりが感情移入できなくて点数は少し低いです。

幼少期に自分の酒を飲んだ父親を陶器で殴るほど、不誠実、不真面目なことに対抗する真っ直ぐなラリーの想いが物語で一貫されているなと感じました。

プレイボーイ雑誌の内容のつまらなさに納得していないからジャクリーンケネディのヌードを雑誌に乗っけて売るくらい真実、面白さ、ありのままを表現したい。心の拠り所をキリスト教、クスリと右往左往するけれど、信仰心を評価されて司法取引を持ちかけられても応じないくらいの表現の自由の正当性に自信を持っているし、クスリが抜けると新たに自分の出版社に出向いて新しく表現を重ねていく部分から感じることができました。
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