大林監督の方ではなく、こちらは90年代版。「エコエコアザラク」関連の監督・脚本・キャストが関わっており、雰囲気も少々似てます。
大林監督の80年代版の方が有名ですが、あちらがシュールで若干チープな作風だった一方で、こちらは一部演技が稚拙だったりストーリーにはそこまでサプライズは無いものの、時に傾いたり個性的なアングルの多用、ダリオ・アルジェント作品を連想させる色彩や照明、円谷映像のSFXと完成度が高く、ロケーションにも拘りが感じられマイナーなのが少し勿体無いまとまった作品になっています(若干贔屓目なのは元々同時期の「エコエコ~」が好きというのもありますが)。
謎の拳銃で教師が消えた際、服と共にズラが残されてたり(笑)とユーモア要素もちょっとだけ用意されているのが好感持てます。